演題

OP-037-3

腹腔鏡下胃切除周術期管理における硬膜外麻酔の有用性の検討

[演者] 野田 宏伸:1
[著者] 肥田 圭介:1, 藤原 久貴:1, 千葉 丈広:1, 西成 悠:1, 西塚 哲:1, 木村 祐輔:1, 岩谷 岳:1, 新田 浩幸:1, 大塚 幸喜:1, 柏葉 匡寛:1, 佐々木 章:1, 水野 大:1, 若林 剛:1
1:岩手医科大学外科

【はじめに】周術期の疼痛管理において、腹腔鏡下胃切除手術における硬膜外麻酔の有用性は明らかになっていない。今回我々は腹腔鏡下胃癌手術において硬膜外麻酔の有無が術後経過に及ぼす影響につき比較検討した。【対象と方法】当院で施行した腹腔鏡下胃切除術症例85例を硬膜外麻酔併用群(E群)41例、非併用群(NE群)44例についてretrospectiveに検討した。なおNE群では全例静脈内持続投与(intravenous patient-controlled analgesia:IV-PCA)が併用されていた。【結果】入室から執刀開始までの時間の時間を比較すると有意にE群で延長していた。術後0病日から2病日までの鎮痛剤使用回数は有意差を認めなかった。飲水開始時期と歩行開始に有意差はなく、術後尿道バルーン抜去後の排尿障害や嘔吐はE群で高頻度に認めた。【結論】腹腔鏡下胃切除手術において、硬膜外麻酔はEnhanced recovery after surgeryの観点からも非使用が推奨されると考えられた。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版