演題

OP-037-1

早期経腸栄養をとりいれた胃癌周術期 Fast-track プログラム

[演者] 長谷川 公治:1
[著者] 北 健吾:1, 庄中 達也:1, 小原 啓:1, 松坂 俊:1, 宮本 正之:1, 谷 誓良:1, 古川 博之:1
1:旭川医科大学消化器病態外科

Fast track surgeryは早期回復を目指す周術期プログラムであるが胃癌手術では吻合部負荷の懸念もあり早期経口摂取の認容性に関する知見は少ない。当科では術直後からの経腸栄養を行い周術期管理を簡素・定型化した。【方法】術中再建時に経鼻胃管を5Fr栄養tubeに交換し吻合部遠位に留置。帰室時より経腸栄養を開始し4日間施行。経口摂取はPOD2より水分、POD3より流動食を開始しPOD6〜7で全粥食。術式によらず同一プログラムを使用。【結果】07.1〜14.3に298例の胃癌切除例に早期経腸栄養を行い完遂率は91%。排ガス、全粥摂取開始、輸液終了日中央値は各々2、7、4日、合併症非発生例の97%でプログラムどおり経口摂取が可能だった。Grade2以上の合併症は18%、POD7の体重は術前比96.9%、術後在院日数は11日。【結語】早期経腸栄養をとりいれた胃癌周術期プログラムは安全に施行でき早期経口摂取回復、体重減少軽減、在院日数短縮に有用と考えられる。
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