演題

OP-036-7

切除可能進行食道癌における非治癒切除症例についての検討

[演者] 浅香 晋一:1
[著者] 島川 武:1, 島崎 朝子:1, 臼田 敦子:1, 村山 実:1, 山口 健太郎:1, 宮木 陽:1, 今野 宗一:1, 勝部 隆男:1, 横溝 肇:1, 吉松 和彦:1, 碓井 健文:1, 塩澤 俊一:1, 成高 義彦:1
1:東京女子医科大学東医療センター外科

【目的】非治癒切除となった症例の背景因子,治療法による予後の違いについて検討.【対象と方法】対象はcT3と診断された切除可能進行食道癌76例.R0群を治癒切除群,R1,R2群を非治癒切除群とし,両群において腫瘍占居部位,周在性,肉眼型,腫瘍長径,リンパ節転移,年齢との関連性について検討し,更に非治癒切除群について治療別に予後を比較した.【結果】非治癒切除群は23例(30.3%)で,非治癒切除に係る独立因子はなく,予後は有意に不良であった.追加治療は化学療法のみが15例(A群),化学療法+放射線療法が6例(B群),無治療が2例(C群)で,予後はC群に比べA群,B群で有意に良好であったが,A群,B群で差はみられずいずれも治癒切除群に比べ不良であった.【結語】非治癒切除に係る因子は同定できなかった.非治癒切除となった場合,追加治療による予後の改善は期待できず,術前治療が肝要であると考えられた.
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