演題

OP-036-4

yc-NearT4 食道癌の治療戦略

[演者] 小坂 隆司:1
[著者] 秋山 浩利:1, 小野 秀高:1, 木村 準:2, 高川 亮:2, 牧野 洋知:2, 徳久 元彦:3, 市川 靖史:3, 國崎 主税:2, 遠藤 格:1
1:横浜市立大学消化器・腫瘍外科, 2:横浜市立大学市民総合医療センター消化器病センター, 3:横浜市立大学臨床腫瘍科学

目的:進行食道癌・集学的治療後yc-NearT4症例の切除適応を明らかにする。方法:2008年から2013年に集学的治療後にyc-NearT4と診断された71例について検討を行った結果:治療前の診断はcstageIII:IV=23:48、cT3:cNearT4:cT4=3:23:44、cN(+):cN(-)=68:3。治療内容はRTx:CTx:CRTx=2:16:53。治療後の診断はycstageII:III:IV=21:43:7、ycN(+):ycN(-)=50:21、全症例のMSTは16.8ヶ月。予後予測因子を検討し、治療後の径12mm以上のリンパ節(bulkyLN)の有無(bulkyLN+:MST=12.6m, bulkyLN-:MST=19.7m, p<0.001)が選択された。食道切除は13例に施行され術後合併症を4例、在院死を1例に認めた。生存期間は切除群で良好。しかしbulkyN(+)群では切除群4例と非切除群12例の生存期間に差を認めず。切除群4例は、全例が1年以内に再発しており切除の意義は乏しいと考えられた。結語:yc-NearT4症例は径12mm以上のリンパ節転移の残存がなければ切除の意義があると考えられた。
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