演題

OP-036-2

nearT4食道癌外科切除におけるpT4症例の検討

[演者] 工藤 健司:1
[著者] 成宮 孝祐:1, 太田 正穂:1, 白井 雄史:1, 山田 卓司:1, 谷口 清章:1, 野口 岳春:1, 芹澤 朗子:1, 大杉 治司:1, 山本 雅一:1
1:東京女子医科大学消化器外科

【はじめに】cT3.5症例に対しては術前の化学療法(CT)や化学放射線療法(CRT)が施行されるが、切除後のpT4症例に対する治療は困難である。【対象】cT3.5食道癌に対し外科的切除されたpT4の16例。遺残度、術前・術後治療から術後無増悪生存期間(PFS)・術後全生存期間(OS)を検討した。【結果】pT4症例において、R0/1/2で術後PFSは平均609/378/165日、術後OSは746/624/361日であった。前治療なし/ CT / CRTで術後PFSが345/323/173日、術後OS が598/526/259日であった。後治療CRT/CTで術後PFSが367/155日、術後OSが597/307日であった。【結論】いずれにおいても有意な差は認めなかったが、cT3.5食道癌外科切除のpT4症例であっても、R0切除例や術後加療に放射線治療が施行可能な症例で術後PFS・術後OSの延長が期待できる結果であった。局所進行食道癌に術前化学放射線療法が有効な症例があることは確実だが、放射線治療併施の時期や個別化の検討が必要と考える。
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