演題

OP-036-1

食道扁平上皮癌NearT4手術症例の検討

[演者] 鈴木 彰:1
[著者] 石曽根 聡:1, 荒井 義和:1, 竹内 大輔:1, 宮川 雄輔:1, 宮川 眞一:1
1:信州大学消化器外科

【目的】Near T4食道癌症例の切除不能・再発因子および全生存期間における予後規定因子を明らかにする.【対象と方法】2010年1月以降,食道扁平上皮癌Near T4症例16例を対象とした.原則として術前化学療法を施行した.無再発生存中の9例(N群)と癌遺残症例と再発症例を合わせた7例(R群)にわけ臨床病理学的因子について比較検討を行った.また,全生存期間における予後規定因子の評価を行った.【成績】平均年齢,男女比に有意差を認めなかった.NACにより治療効果の得られた症例はN群が7例(77.8%)で有意に多かった(p<0.01).その他の臨床病理学的因子の比較で有意差は認めなかった.術後全生存期間において,癌の遺残ないし再発の有無が有意な予後不良因子であった(p<0.01).NACで治療効果の得られた症例がそうでない症例に対し予後が良好な傾向を認めた(p=0.07).【結語】Near T4食道癌症例ではNACを行い奏効の得られた症例は予後良好であった.
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