演題

OP-035-8

Near T4食道癌症例に対する手術+Salvage CRTという治療戦略 ーSalvage CRTは積極的手術治療の後ろ盾となりうる

[演者] 中島 康晃:1
[著者] 川田 研郎:1, 東海林 裕:1, 宮脇 豊:1, 藤原 直人:1, 了徳寺 大郎:1, 齋藤 賢将:1, 藤原 尚志:1, 奥田 将史:1, 小郷 泰一:1, 松井 俊大:1, 永井 鑑:1, 河野 辰幸:1
1:東京医科歯科大学食道・一般外科

【背景と目的】当科では根治切除の可能性がある症例に対してはまず手術を選択し,R2手術となった場合には術後早期に遺残病変に対する根治的化学放射線療法“Salvage CRT”を行っている.本戦略の成績を報告する.【症例】2005年4月より2014年6月までの間に術前未治療でR2手術となった胸部食道扁平上皮癌35例を対象とした.【結果】縫合不全は認めなかった.Salvage CRTは30例に中央値術後35日目より施行した.奏効率は71.4%で,全例,遺残病変は制御できた.Salvage CRT施行例の50%無増悪生存期間は224日,50%全生存期間は406日,全35例の50%全生存期間は393日だった.【考察】早期より経口摂取可能となりQOLが改善した.T4臓器の合併切除によりR0手術となった症例と同等の治療成績をえた.本戦略はNear T4症例に対する積極的な手術治療導入の後ろ盾となる.
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