演題

OP-035-6

局所進行食道癌の治療成績からみた治療戦略の検討

[演者] 西川 勝則:1
[著者] 矢永 勝彦:1, 江藤 誠一郎:1, 黒河内 喬範:1, 湯田 匡美:1, 田中 雄二朗:1, 松本 晶:1, 谷島 雄一郎:1, 山本 世怜:1, 矢野 文章:1, 石橋 由朗:1, 小村 伸朗:1, 三森 教雄:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

【目的】隣接臓器浸潤疑いの局所進行食道癌(T3.5)に対する当院としての治療戦略を提言する。【対象・方法】深達度がT3.5の 43症例を対象とし、治癒切除率と生存率に関わる因子を検討した。【結果】腫瘍局在(Ce/U/M/L/Ae:10/10/12/10/1)。術前化療(Nt)35例、非Nt 8例。食道亜全摘(Ex, n=22)と咽喉頭食道全摘(TPLtEx, n=12))計34例に手術施行(Srg)し、R0は21例(Ex/TPLtEx:10/11)で9例は非切除(nSrg)となった。Srg群のうちR0率はCe/U/M/L/A:100/40/13/67/0(%)でU/Mで低値となり(P<0.01)、原因として気管(支)/大動脈浸潤が大半だった(91%)。一年生存はR0/R1/nSurgで68.5/22.4/11.1(%)(P<0.05)。【結語】U/MのR0率はNtに関わらず低値であり長期生存も期待できないが、逆にR0が望めれば生存期間が延長できる可能性があると考えられた。R1,2となる症例に対してバイパス手術+CRTなどを選択することが肝要であると考えられた。
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