演題

OP-035-5

局所進行Near T4食道癌に対する集学的治療戦略と食道切除の意義

[演者] 渡邊 雅之:1
[著者] 峯 真司:1, 西田 康二郎:1, 松本 晶:1, 志垣 博信:1, 比企 直樹:1, 布部 創也:1, 福長 洋介:1, 長山 聡:1, 藤本 佳也:1, 小西 毅:1, 秋吉 高志:1, 齋浦 明夫:1, 高橋 祐:1, 有田 淳一:1, 石沢 武彰:1, 井上 陽介:1, 佐野 武:1
1:がん研有明病院消化器センター消化器外科

【目的】Near T4食道癌の治療戦略における食道切除の意義を明らかにする。【対象および方法】2005年から2013年に初回治療されたT4が否定できない局所進行食道癌78例を対象とし、治療戦略と予後を解析。【結果】初回治療として根治的化学放射線療法(dCRT)が36例に施行。CRは14例(46.7%)で得られ、CR例の3年、5年生存率が72%、45%であったのに対して、PR以下の治療効果では生存期間中央値が332日であった (P<0.0001)。食道切除は40例に施行された。切除先行が20例に、術前化学療法、術前化学放射線療法がそれぞれ9例に、Salvage手術が2例に施行。R0、R1、R2切除は20例、7例、13例であった。R0、R1切除例の3年、5年生存率が43%、32%であったのに対してR2切除例では3年生存例を認めなかった (P=0.0019)。【結語】局所進行食道癌に対して長期生存を得るためには、局所の完全制御が極めて重要であり、切除が有効な症例も存在することが示唆された。
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