演題

OP-035-3

食道癌NearT4症例に対する術前CRT+手術の治療成績

[演者] 佐藤 雄亮:1
[著者] 本山 悟:1, 吉野 敬:1, 佐々木 智彦:1, 脇田 晃行:1, 長岐 雄志:1, 南谷 佳弘:1
1:秋田大学食道外科

【背景】当科では2009年からNearT4症例に対しては術前治療+手術を標準治療として行ってきた。【目的と方法】 NearT4症例に対する至適術前治療が何かを検討すべく、NearT4症例における術前治療ごとの成績をretrospectiveに検討した。【結果】①術前治療+手術を行ったNearT4症例は43例で、NAC群/NACRT群それぞれの2年全生存率は45.5%/89.3%で、局所制御効果の高いNACRT群で有意に良好(P=0.0182)であった。②NACRT群の2年全生存率はcT3/NearT4症例でそれぞれ83.3%、89.3%と、術前治療を行うことによりNearT4症例もcT3症例と同等の予後を期待できることが判明した。③NACRT群のcT3/NearT4いずれにおいてもREGI高発現群の予後が良い傾向にあった。【結語】局所制御効果の高い術前CRT+手術によりNearT4であってもcT3と同等の良好な(2年全生存率89.3%)治療成績を上げることができる。REGI高発現症例は術前CRTの恩恵を得られる可能性が高い。
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