演題

OP-035-1

Near T4局所進行食道癌に対する術前化学放射線併用療法の有用性

[演者] 金森 規朗:1
[著者] 横山 武史:1, 黒川 友晴:1, 木村 友紀:1, 吉井 克己:1, 冨岡 一幸:1, 小張 淑男:1, 田部井 英憲:2, 宋 圭男:2, 高山 忠利:2
1:小張総合病院外科, 2:日本大学消化器外科

【対象および方法】NACRTの有用性を検討する臨床第Ⅱ相試験を計画し、2013年12月までに登録された食道癌18例を対象とした。Primary end pointを組織学的効果判定による完全奏功割合(pCR率)とし、その他に奏功率、副作用、手術合併症について検討した。【結果】治療完遂率は66.6%で、完遂した12例の内訳は、男性10例、女性2例、年齢は44歳-75歳(中央値61歳)。治療前cStageII 7例、cStageIII 5例。手術死亡0例、手術関連死亡0例。手術時間7:55−12:10(中央値10:02)、出血量121-905ml(中央値260ml)、手術合併症では縫合不全3例、術後肺炎1例、反回神経麻痺なし。NACRTによる組織学的効果はGrade3 6例、Grade2 4例、Grade2以上の効果は83.3%。pCR率は50.0%であった。【結語】進行食道癌に対するNACRTは、pCR率が50.0%で得られ、near T4症例でもdown stagingが得られ切除可能となれば予後の改善が期待出来る。
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