演題

OP-034-7

NearT4 症例に対する術前化学療法後の胸腔鏡下食道切除術の治療成績

[演者] 二宮 致:1
[著者] 岡本 浩一:1, 藤村 隆:1, 伏田 幸夫:1, 尾山 勝信:1, 木下 淳:1, 柄田 智也:1, 中村 慶史:1, 渡邉 利史:1, 中川原 寿俊:1, 高村 博之:1, 北川 裕久:1, 田島 秀浩:1, 大杉 治司:2, 太田 哲生:1
1:金沢大学消化器・乳腺・移植再生外科, 2:大阪市立大学消化器外科

【目的】T4 及びnearT4 食道癌に対する導入化学療法後胸腔鏡下食道切除術 (VATS)の有用性を検討する。【成績】T4及びnearT4 52例のうち前期(2003.1-2008.8)14例中T4 3例にCRT、nearT4 11例に手術(VATS 9例)を施行。後期(2008.8-2014.8)38例のうち32例に導入化学療法、6例に一期的VATS施行した。化学療法後26例(81.3%)にVATSを施行しRM1の場合術後CRTを追加した。前期・後期の切除(治癒切除)率は78.5(36.3)%, 84.2(43.8)% であった。開胸移行は前期 3/9 例(33.3%)後期1/32例(3.1%)と後期は減少した。 全5年生存率は前期7.1% 後期31.2%、後期の切除例36.4%、後期の治癒切除例59.3%であった。【結論】T4及び nearT4食道癌症では導入化学療法により、切除率ならびに治癒切除率及び鏡視下手術の完遂率が向上する。導入化学療法後の鏡視下手術で治癒切除が得られた場合の予後は極めて良好であり、非治癒切除時も術後CRTの併用により予後の改善が期待できる。
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