演題

OP-034-2

cT4食道癌に対する導入化学療法後のR0切除予測因子に関する検討

[演者] 杉村 啓二郎:1
[著者] 本告 正明:1, 矢野 雅彦:1, 三吉 範克:1, 秋田 裕史:1, 後藤 邦仁:1, 小林 省吾:1, 高橋 秀典:1, 大森 健:1, 能浦 真吾:1, 大植 雅之:1, 藤原 義之:1, 左近 賢人:1
1:大阪府立成人病センター消化器外科

【背景・目的】気管や大動脈に浸潤のある食道癌に対し、導入療法を施行しcT4が解除されたと判断し切除目的の手術を施行しても非治癒切除になることは少なくない。そこで、本検討では非治癒切除になる臨床的・画像的特徴について検討した。【対象と方法】2004年~2013年に当院で、治療を開始した胸部食道癌のうち、気管(T)または大動脈(A)浸潤を認める140例のうち、導入療法を施行しT4が解除され根治切除目的の手術を施行した58例を対象とした。【結果】癌遺残度R0/R1/R2/非切除は、43/3/3/9例でR0切除率は74.1%であった。導入療法は、CTのみ/CRTのみ/CT→CRTが19/30/9例であった。T4臓器T/A/両方 46/9/3、原発巣T4/リンパ節T4 52/6であった。R0切除(43例)と非R0切除(15例)の2群で検討した結果、治療前気管浸潤あり(非R0率30.6%)、導入療法にCRTあり(非R0率33.3%)、導入療法後の病変口側食道の拡張(非R0率66.7%)が有意にR0/非R0切除と関連した。
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