演題

OP-032-8

咽・喉頭・食道全摘術の工夫とハイリスク症例に対する適応拡大

[演者] 森田 勝:1
[著者] 河野 浩幸:1, 金城 直:1, 山口 将平:1, 辻田 英司:1, 江頭 明典:1, 南 一仁:1, 山本 学:1, 池田 泰治:1, 益田 宗幸:2, 井上 要二郎:3, 藤 也寸志:1, 岡村 健:1, 佐伯 浩司:4, 沖 英次:4, 前原 喜彦:4
1:国立病院九州がんセンター消化器外科, 2:国立病院九州がんセンター 頭頚科, 3:国立病院九州がんセンター 形成外科, 4:九州大学消化器・総合外科

頭頸部・食道重複癌、頸胸境界部食道癌に対する咽・喉頭・食道全摘術(TPLE)は、侵襲が大きく再建も困難である。TPLEを施行した21例(頭頚部食道重複癌11例、CeUt癌10例)の術式の工夫を紹介しその成績を検討した。【結果】再建臓器は胃管18例、結腸3例で4例に遊離空腸間置を行った。17例に静脈吻合(うち2例は複数静脈)、胃管再建1例に動脈吻合を追加。ハイリスク4例では分割手術を施行。即ち一期目手術では咽頭瘻を2例に造設したが、結腸再建2例では遊離空腸を採取し、頭側は咽頭と吻合後、肛門側は空腸瘻とした(唾液の管理が容易、二期目に結腸の拳上距離が短縮)。4例に縫合不全が発生したがハイリスク症例では発生なし。重篤な合併症や在院死は認めなかった。【結語】TPLEで積極的に血管吻合付加により安定した血流が得られる。ハイリスク症例でも分割手術を導入することにより確実なTPLEが可能である。
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