演題

OP-032-6

食道切除後の胸壁前経路有茎空腸再建術の有用性

[演者] 瀧口 豪介:1
[著者] 中村 哲:1, 向山 順子:1, 西 将康:1, 石田 諒:1, 音羽 泰則:1, 裏川 直樹:1, 友野 絢子:1, 高瀬 信尚:1, 山本 将士:1, 金治 新悟:1, カネミツ 聖哲:1, 山下 公大:1, 今西 達也:1, 角 泰雄:1, 鈴木 知志:1, 田中 賢一:1, 掛地 吉弘:1
1:神戸大学食道胃腸外科

【はじめに】胃以外の食道再建は様々な術式がある。教室では血管吻合付加・胸壁前経路有茎空腸再建術を第一選択として良好な成績をあげており、本術式の有効性を検討する。【方法】有茎空腸再建術群と回結腸再建術群のretrospective chart reviewによる比較検討。術後合併症(縫合不全,難治性下痢,肺炎)、術後栄養評価(血中アルブミン値)の変動について検討した。【対象】回結腸再建術群10例、有茎空腸再建術群16例。【結果】縫合不全は有茎空腸再建術群が18.8%と回結腸再建術群の50%と比し優位に少なかった(P=0.015)。難治性下痢,肺炎は有茎空腸再建術群と回結腸再建術群で0% vs 30%,25% vs 20%であった。血清アルブミン値増加量の比較は、術後3ヶ月で有茎空腸再建術群は+0.72g/dlと、回結腸再建群+0.16g/dlに比し良好な傾向を認めた。【まとめ】有茎空腸再建術は術後合併症の低下をだけでなく栄養状態をより改善させる有用な再建方法と考える。
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