演題

OP-032-5

食道癌切除術の食道胃管吻合における三辺外翻三角吻合と有茎大網弁被覆の有用性

[演者] 西田 康二郎:1
[著者] 渡邊 雅之:1, 峯 真司:1, 松本 晶:1, 志垣 博信:1, 比企 直樹:1, 布部 創也:1, 福長 洋介:1, 長山 聡:1, 藤本 佳也:1, 小西 毅:1, 秋吉 高志:1, 齋浦 明夫:1, 高橋 祐:1, 有田 淳一:1, 石沢 武彰:1, 井上 陽介:1, 佐野 武:1
1:がん研有明病院消化器センター消化器外科

【背景】食道癌手術における合併症として、縫合不全や吻合部狭窄が挙げられる。我々は合併症低減を目指し、頚部食道胃管吻合において三辺外翻三角吻合、有茎大網弁被覆法を導入した。
【目的】本法について、手技と成績を供覧する。
【手技】胃管作成時に右胃大網動静脈領域の大網を胃管側につけ、大網弁を作成。有茎大網弁を胃管と共に頚部に挙上。後壁よりlinear stapler による外翻吻合を開始し、次に前壁二辺を外翻吻合。経鼻胃管から空気注入してリークテスト。有茎大網弁にて吻合部を全周性に被覆。
【成績】2013年8月からの1年間で本法を52例に施行。縫合不全を5.8 %認め、全例保存的に軽快した。吻合部狭窄は3.8 %認め、術後在院日数中央値は19日間であった。本法導入前の手縫い吻合と比較して良好な成績であった。
【結語】本法は、頚部食道胃管吻合における吻合部合併症を低減でき、有用な吻合法であると考えられた。
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