演題

OP-032-3

咽・喉頭食道摘出術における幽門洞切除を伴う胃管再建の有用性

[演者] 小澄 敬祐:1
[著者] 馬場 祥史:1, 石本 崇胤:1, 中村 健一:1, 原田 和人:1, 大内 繭子:1, 清住 雄希:1, 泉 大輔:1, 徳永 竜馬:1, 江藤 弘二郎:1, 杉原 栄孝:1, 藏重 淳二:1, 辛島 龍一:1, 日吉 幸晴:1, 岩上 志朗:1, 坂本 快郎:1, 宮本 裕士:1, 吉田 直矢:1, 渡邊 雅之:2, 馬場 秀夫:1
1:熊本大学消化器外科, 2:がん研有明病院消化器センター消化器外科

【背景】食道癌は咽・喉頭癌を有することが多く、咽・喉頭食道摘出(咽喉食摘)術後の再建には遊離空腸移植の必要な事が多い。しかし、微小血管吻合の必要性、移植空腸壊死の危険性等様々な問題がある。当科では幽門洞切除胃管再建を導入しており、その有用性についてretrospectiveに解析した。【方法】2008年3月~2014年5月、咽喉食摘術施行例22例を対象とした。【結果】咽喉食摘22例中、幽門洞切除胃管再建10例と遊離空腸移植7例を比較した。遊離空腸移植群では全例血行再建を必要としたが、幽門洞切除胃管再建群では全例不要だった(P<0.0001)。患者背景、腫瘍因子、手術時間、出血量、全合併症、縫合不全は両群間に有意差はなかった。入院期間は幽門洞切除胃管再建群で短い傾向にあった(P=0.11)。【結語】咽喉食摘術後の再建時に、幽門洞切除胃管再建は血行再建が不要でかつ簡便であり、遊離空腸移植の代用になりうると考えられた。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版