演題

OP-031-4

術中神経機能モニタリング法導入による食道癌手術低侵襲化の試みと、標準化へ向けての課題

[演者] 日景 允:1
[著者] 中野 徹:1, 亀井 尚:1, 阿部 薫夫:1, 桂 一憲:1, 谷山 裕亮:1, 櫻井 直:1, 手島 仁:1, 岡本 宏史:1, 山田 誠人:1, 新妻 展近:1, 伊藤 想一:1, 丸山 祥太:1, 福富 俊明:1, 大内 憲明:2
1:東北大学移植・再建・内視鏡外科, 2:東北大学乳腺内分泌外科

【背景・目的】食道癌手術時の反回神経(RLN)モニタリング導入の成果を報告する。【対象と方法】 対象は当科での胸部食道癌手術例22例。神経刺激は胸部で左右RLNを、頚部で左右迷走神経(VN)および及びRLNを対象に行い、郭清前後に声帯筋収縮の有無を評価した。【結果】筋弛緩薬投与例、刺激機器が届かない症例を除き、全例でRLNおよびVNを同定。RLN麻痺は7例(31.8%)。頚部VN刺激による感度は94%、特異度86%であった。RLN麻痺を生じた7例において、頚部操作でRLN刺激で声帯筋収縮を認めVN刺激では認めない(+)/(-)症例が5例、(-)/(-)が1例、(+)/(+)が1例であった。モニタリング導入前後でRLN麻痺発生に有意差は認めなかった(p=0.81)。【考察】神経モニタリングにより郭清が容易・安全に施行可能だった。手技上の問題を解決し、RLN麻痺予防効果の評価を行う必要がある。
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