演題

OP-031-3

食道癌上縦隔郭清における頚部単孔アプローチの有用性

[演者] 多田 浩之:1
[著者] 藤原 斉:1, 塩崎 敦:1, 小西 博貴:1, 小菅 敏幸:1, 小松 周平:1, 市川 大輔:1, 岡本 和真:1, 阪倉 長平:1, 大辻 英吾:1
1:京都府立医科大学消化器外科

【目的】これまで我々は腹腔鏡下経裂孔アプローチによるen bloc中下縦隔郭清手技を確立し鏡視下食道切除術に応用してきた。今回、縦隔鏡下の左反回神経周囲リンパ節郭清における頚部単孔アプローチの有用性について報告する。【手技と成績】左頚部切開し直視下に101Lを郭清し食道、左反回神経をテーピング後、頚部創にラッププロテクターを挿入、EZアクセスを同デバイスに装着後、5 mmポート3本と動脈圧排用のリトラクターを挿入し、気縦隔補助下に縦隔操作を行う。左反回神経と106recL脂肪識を食道に付着させた状態で食道を大動脈弓下まで剥離後、106recLリンパ節を神経から鋭的に剥離する。単孔アプローチを用いた上縦隔郭清症例(n=10)における上縦隔郭清リンパ節個数の中央値10個であった。【結論】気縦隔効果により、術野の拡大とともに縦隔深部における神経、リンパ管、気管支動脈を明瞭に描出することができ、より安全確実な縦隔深部操作が可能であった。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版