演題

OP-030-3

食道癌におけるオートファジーマーカーの発現と化学療法治療効果との関連について

[演者] 山下 公太郎:1
[著者] 宮田 博志:1, 宮崎 安弘:1, 高橋 剛:1, 黒川 幸典:1, 山崎 誠:1, 中島 清一:1, 瀧口 修司:1, 森 正樹:1, 土岐 祐一郎:1
1:大阪大学消化器外科

【目的】食道癌におけるオートファジーと化学療法抵抗性との関連について検討した。【対象と方法】対象は術前化学療法を施行した進行食道癌手術症例131例。オートファジーマーカーとして、LC3およびBeclin-1の免疫染色を行い、これらの発現と化学療法の治療効果等との関連について検証した。【結果】免疫染色の結果は、LC3陽性68例、陰性63例、Beclin-1陽性45例、陰性86例。LC3陰性群では術前化学療法の効果がgrade2以上の割合が22.1%、陽性群では9.5%であり、陽性群では術前化学療法の効果が低かった(p値:0.0472)。また、Beclin-1陰性群では術前化学療法の効果がgrade2以上の割合が26.7%、陽性群では10.5%であり、陽性群では術前化学療法の効果が低かった(p値:0.0192)。【結語】オートファジーマーカー陰性群では化学療法の治療効果が高く、オートファジーマーカーの発現が化学療法抵抗性に関与している可能性が示唆された。
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