演題

OP-029-5

ゲノム、エピゲノムの統合的解析から考える食道癌治療ーヒストン脱メチル化を中心にー

[演者] 星野 敢:1
[著者] 高橋 理彦:1, 阿久津 泰典:1, 村上 健太郎:1, 加野 将之:1, 豊住 武司:1, 水藤 広:1, 松本 泰典:1, 松原 久裕:1
1:千葉大学先端応用外科

【目的】ヒストン脱メチル化酵素の一つLSD1について、その阻害剤の抗腫瘍効果について検討を行った。またゲノム配列およびエピジェネティクスの分子機構の相互制御関係を分子レベルで検討した。【方法】免疫染色を行い、LSD1の腫瘍内発現を検討した。LSD1 inhibitorの抗腫瘍効果について確認を行った。ヒストン蛋白メチル化制御遺伝子の同定をMicroarrrayにて検索した。また、ChIP-seqをNGSを用いて行い発現が制御される遺伝子の同定を行った。データの統合的な解析を行い、ネットワークの同定をはかった。【結果】食道癌におけるLSD1の発現を確認しその阻害剤は抗腫瘍効果を有した。MicroarrayおよびChIP-seqのデータのGSEA解析の結果、特定の遺伝子群が確認された。【結論】ゲノムとエピジェネティクスの統合的な解析は癌の進展に関わるカスケード解明や、治療標的分子の探索等において有益と考えられ、今後の癌制御の解明の一助になるものと推測される。
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