演題

OP-029-2

食道癌におけるNGSを用いた変異遺伝子解析と臨床病理学的因子との検討

[演者] 石黒 秀行:1
[著者] 木村 昌弘:1, 田中 達也:1, 溝口 公士:1, 竹山 廣光:1
1:名古屋市立大学消化器外科

(背景)癌の遺伝子変異に関する解析が、メカニズムを解明する一歩となると考えられている。食道扁平上皮癌におけるNGSを用いた遺伝子変異解析を行い、T、N因子、ly、v因子、予後との相関を検討した。(対象)術前未治療の食道癌治癒切除症例48例とした。癌関連遺伝子約400遺伝子の解析を行った。変異遺伝子抽出手段は、1.SNPデータベースと比較し、SNPを除く。2.カバレッジは100以上。3.coding領域のみ。4. Silent mutationは除く。5.変異を来した症例数が4症例以下の遺伝子は除く、という基準を用いて解析を行った。(結果)条件を満たした遺伝子は、400遺伝子中28遺伝子であった。T因子とATMが相関しており、N因子とNINが相関した。予後に関しては、CLTCC1、PRDM16が変異により予後不良の傾向が認められた。(結語)今回同定した遺伝子すべてが食道癌進展に関わるかどうかは不明であり、もう少し症例数を増加して検討予定である。
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