演題

OP-029-1

食道扁平上皮癌におけるPI3K-Akt-mTOR経路の網羅的解析

[演者] 赤城 一郎:1
[著者] 松谷 毅:2, 石橋 宰:3, 牧野 浩司:1, 吉田 寛:1, 野村 務:2, 萩原 信敏:2, 丸山 弘:1, 横山 正:1, 平方 敦史:1, 上田 純志:1, 篠塚 恵理子:1, 宮下 正夫:4, 内田 英二:2
1:日本医科大学多摩永山病院外科, 2:日本医科大学消化器外科, 3:大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 応用生命, 4:日本医科大学千葉北総病院外科

【目的】細胞増殖を促進したりアポトーシスを抑制することで知られているPI3K-Akt-mTOR経路に関わる遺伝子の網羅的発現解析および、それらを制御するマイクロRNAとの関係を検討した。【対象と方法】食道扁平上皮癌細胞株と正常食道扁平上皮細胞株においてPI3K-Akt-mTOR経路に関わる遺伝子とマイクロRNAの発現解析を行った。【結果】PI3K-Akt-mTOR経路を阻害するDNA damage-inducible transcript 4 protein(DDT4)、PPP2R3B protein phosphatase 2, regulatory subunit B'', beta(PPP2R3B)、PH Domain Leucine-Rich Repeat-Containing Protein Phosphatase 2(PHLPP2)の発現が食道扁平上皮癌細胞株上で有意に低下しており、DDT4とPHLPP2を予測ターゲットとするmiR-200の発現は亢進していた。【結語】miR-200がPI3K-Akt-mTOR経路に関わる遺伝子を負に制御することで、癌細胞の増殖を促しアポトーシスを抑制する可能性が示された。
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