演題

OP-028-4

食道癌患者におけるmiR-503の発現と臨床病理学的因子及び予後に関する検討

[演者] 井出 正造:1
[著者] 問山 裕二:1, 森 浩一郎:1, 野口 智史:1, 今岡 裕基:1, 志村 匡信:1, 沖上 正人:1, 安田 裕美:1, 三枝 晋:1, 大井 正貴:1, 田中 光司:1, 荒木 俊充:1, 井上 靖浩:1, 内田 恵一:1, 毛利 靖彦:1, 楠 正人:1
1:三重大学消化管・小児外科

【背景】食道癌組織のmiR-503の発現と臨床病理学的因子、予後との関連を検討した。【対象と方法】2003年から2013年に当科で切除した食道癌63例を対象とした。miR-503及びRNU6Bの発現は real-time PCR法で測定した。全食道癌患者63例(A群)と術前放射線治療の既往のある患者を除いた49例(B群)でmiR-503の発現と臨床病理学的因子、overall survival(OS)、disease free survival(DFS)との関連性を検討した。【結果】A,B群ともに、臨床病理学的因子とmiR-503発現の相関は認めなかった。A群では、miR-503高値群は低値群と比較してOSが有意に不良であった。B群の検討では、miR-503高値群は低値群と比較してOS及びDFSが有意に不良で、多変量解析にて独立した予後規定因子であった。【結論】食道癌組織におけるmiR-503はonoco-miRNAとして機能していた。術前放射線治療の既往のない症例では、癌組織miR-503発現を定量することで、予後予測が可能であることが示唆された。
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