演題

OP-026-3

小児胸部疾患における胸腔鏡手術の工夫と限界

[演者] 加藤 博久:1
[著者] 大泉 弘幸:1, 遠藤 誠:1, 鈴木 潤:1, 廣岡 秀人:1, 貞弘 光章:1
1:山形大学第二外科

【背景】昨年,小児胸腔鏡手術における3次元CTシミュレーション(3DCTS: 3DCT angiography, Pleurography, Image overlay)の有用性を報告した. 3DCTS導入後の小児胸部疾患手術の工夫と限界を検討した.【対象と方法】3DCTS導入後の2009年7月から2014年8月まで小児胸部疾患手術例19例.先天奇形4例(CCAM 3例, 肺分画症1例),転移性肺腫瘍4例,縦隔腫瘍6例,胸壁腫瘍3例,肺芽腫1例,膿胸1例.胸腔鏡手術では3DCTSとenergy deviceを併用した.【結果】胸腔鏡群9例,開胸群10例.胸腔鏡群では3DCTSとenergy deviceを血管切離(中枢側結紮併用)と区域間実質切離に使用し,開胸移行例はなかった.開胸群の胸腔鏡手術非適応の内訳は胸壁腫瘍3例,悪性腫瘍1例,開胸術後1例,新生児 CCAM1例,巨大腫瘍4例.【考察】Energy deviceは血管切離や区域間切離に有用であった.悪性腫瘍や新生児の胸腔鏡手術ではまだ限界がある.【結論】3DCTSとenergy deviceは小児胸腔鏡手術に有用である.
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