演題

OP-025-1

腹腔鏡下Palomo法術後の陰嚢水瘤予防に対する少数リンパ管温存の妥当性

[演者] 森 大樹:1
[著者] 石橋 広樹:1, 矢田 圭吾:1, 山田 眞一郎:1, 島田 光生:1
1:徳島大学外科

【背景】腹腔鏡下精巣動静脈切離術(Palomo法)を行う際に色素を使ってリンパ管を染色し、少数のリンパ管のみを温存することで陰嚢水瘤の発生を防止できたという知見を得たので報告する。【対象・方法】2009年から現在までに腹腔鏡下Palomo法を施行した精索静脈瘤6例を対象とした。平均年齢は12歳、Grade3が1人、Grade2が5人であった。手術手技は、手術開始10分前に固有鞘膜腔にインジゴカルミン2mlを注入し、鏡視下に染色されたリンパ管を同定、剥離し、太ければ1本、細ければ2本を温存するようにした。【結果】全例で良好なリンパ管染色が得られ、温存したリンパ管数については1本が1人、2本が5人であった。全例、周術期合併症はなく、術後陰嚢水瘤・精索静脈瘤遺残・精巣委縮も認めなかった。【結語】腹腔鏡下Palomo法において色素にてリンパ管を染色し、確実に少数のリンパ管のみを温存することで、再発を減少させ、術後陰嚢水瘤の発生予防が可能と思われた。
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