演題

OP-024-8

胸膜中皮腫に対する手術療法の検討

[演者] 杉本 龍馬:1
[著者] 西 英行:2, 宮内 俊策:1, 吉田 亮介:1, 脇 直久:1, 平山 伸:1, 河合 央:1, 石崎 雅弘:1, 山下 和城:1
1:岡山労災病院外科, 2:岡山労災病院アスベスト疾患ブロックセンター

目的:胸膜中皮腫に対する外科治療の現状を検討したので報告する.対象:2007年~2013年までに全国労災病院より集積された胸膜中皮腫は264例であった.このうち手術が行われた60例に関して検討した.結果:男性56例,女性4例で,手術時平均年齢は69歳.組織型は,上皮型41例,肉腫型6例,二相型11例であった.病期は,I期17例,II期20例,III期22例,IV期1例であった.術式は胸膜肺全摘術が55例,胸膜切除/剥皮術が1例,腫瘍切除が4例に行なわれていた.補助療法は30例に行なわれていた.手術症例の生存期間中央値は17.0か月であった.全例におけるCox回帰による多変量解析では,手術療法が予後因子であり,胸膜肺全摘術では,補助療法の有無,Pemの併用が予後因子であった.結論:早期に対する手術療法を選択することに問題はないと考えられた.現在のところ,胸膜肺全摘術が主に行われていた.
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