演題

OP-024-6

原発性肺癌術後多発肺癌に対する外科治療−当科の治療経験

[演者] 佐治 久:1
[著者] 新明 卓夫:1, 多賀谷 理恵:1, 安藤 幸二:1, 栗本 典昭:1, 中村 治彦:1
1:聖マリアンナ医科大学呼吸器外科

(はじめに)CT診断能力と外科成績の向上により、原発性肺癌術後に同時性異時性多発肺癌に遭遇する機会が増加した。(対象)2010年1月~2014年8月に切除された原発性肺癌439例中、多発肺癌18例を対象に外科治療成績を検討する。(結果)平均年齢72歳、男12例。同時9例、異時9例、同側8例、対側10例。平均手術間隔期間42か月。VC平均2.48L、FEV1.0平均1.8L。多発部位は右上6例、右中1例、右下2例、左上7例、左下2例。平均腫瘍径20mm、GGO有9例。腺癌15例、大細胞癌2例、小細胞癌1例。pIAB期15例、pIIA期3例。葉切3例、区切4例、部切11例。平均手術時間133分、平均出血量47ml、肺瘻遅延2例、IP急性増加1例。術後補助治療6例。多発肺癌からの観察期間中央値13か月、再発例は局所2例、遠隔1例で部分切除症例のみ、在院死亡1例を除き全例生存。(まとめ)多発肺癌に対して術後残存肺機能の確保が可能な症例に対してはより根治性を考慮した外科治療を目指している。
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