演題

OP-024-2

臨床病期(c)N2IIIA期非小細胞癌に対する外科治療成績の検討

[演者] 安達 大史:1
[著者] 水上 泰:1, 有倉 潤:1, 近藤 啓史:1
1:北海道がんセンター 呼吸器外科

当科で外科切除を行ったcN2IIIA期非小細胞癌症例について検討した。【対象】2003年から13年までの原発性肺癌手術症例1540例中、cN2IIIA期非小細胞癌に対し肺葉切除縦隔リンパ節郭清以上を施行した47例。【結果】観察期間は中央値32ヵ月。年齢66歳。組織型は腺癌23、扁平上皮癌19、他5例。9例で術前に化学(放射線)療法を施行。術式は肺葉切除45、2葉切除2、肺全摘1例。VATS24、開胸24(開胸移行5)例。術後病期はIA 6、IB 7、IIA 4、IIB 3、IIIA 25例、化学放射線治療後の1例で腫瘍細胞の消失を認めた。pN2例で上縦隔ないし下縦隔のみに転移を認めた症例は20例、いずれにも転移を認めた症例は 5例。再発は27例(遠隔15、局所10、局所遠隔2)。5年生存率は48.3%。術前治療群9例と非施行群の比較では有意差はみとめなかった。【結語】現在までのところ、アプローチの違いによらず手術を含めた集学的治療により良好な予後が期待できる症例もあると考える。
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