演題

OP-023-6

データ解析に基づいたVATS肺葉切除術における術式工夫

[演者] 滝沢 宏光:1
[著者] 坂本 晋一:1, 住友 正幸:1, 西野 豪志:1, 坪井 光弘:1, 梶浦 耕一郎:1, 鳥羽 博明:1, 中川 靖士:1, 川上 行奎:1, 吉田 光輝:1, 先山 正二:1, 近藤 和也:1, 丹黒 章:1
1:徳島大学外科

【目的】VATS右上葉切除手術時間に関与する因子を明らかする.【方法】2012年8月-2014年7月の間に原発性肺癌に対してVATS右上葉切除術,ND2a-1が施行された30症例における肺葉切除およびND2a-1に要した時間を計測した.年齢,性別,身長,体重,BMI,FEV1.0%,CT所見による上中および上下葉間不全分葉,腫瘍径,pN,同術式の術者経験の多少について検討した.【結果】平均肺葉切除時間は91分(37-187分),平均ND2a-1時間は26分(13-65分)であった.肺葉切除時間を延長する因子は単変量解析で,上中および上下葉間不全分葉 (p=0.001, 0.007),術者経験の少なさ(p=0.002)であり,多変量解析では上中葉間不全分葉(p=0.02)であった. ND2a-1時間を延長する因子は単変量解析で術者経験の少なさ(p=0.05)であり,多変量解析では若年(p=0.03),術者経験の少なさ(p=0.02)であった.【結語】VATS右上葉切除術において手術の難易度を上げる因子は上中葉間不全分葉である.
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