演題

OP-022-1

肺癌に対する胸腔鏡下肺葉切除術にenergy deviceは有用か?

[演者] 田中 俊樹:1
[著者] 松田 英祐:1, 田尾 裕之:1, 林 達朗:1, 吉山 康一:1, 吉田 久美子:1, 岡部 和倫:1
1:国立病院山口宇部医療センター呼吸器外科

【目的】原発性肺癌に対する胸腔鏡下肺葉切除術におけるenergy device使用の有用性を検討すること。【対象】2013年7月~2014年9月にclinical stage I-IIで完全胸腔鏡下肺葉切除術(ND2a-2)が行われた45例。【方法】症例は術前にランダムに3群、すなわちclip+結紮群(C群)、超音波凝固切開装置群(U群)、バイポーラ群(E群)に振り分けられた。【結果】各群間において、患者背景、手術因子において各群間に差はなかった。食事開始後12時間の排液量は、U群で有意に少なかった。術後合併症は各群間に有意差はなかったが、U群・E群に1例ずつ乳糜胸を認めた。ドレーン留置期間は各群間に差はなかった。【考察・結語】U群は食後の排液量が少ないことから、リンパ管を十分に閉鎖できていると考えられた。肺癌に対する胸腔鏡下肺葉切除術におけるenergy device使用は結紮・clip使用群と比較して同等の成績であり、とくにU群は、術後リンパ漏を減らすことが示された。
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