演題

OP-021-8

栄養免疫学的指標PNIを用いた超高齢者非小細胞肺癌に対する肺葉切除のリスク検討

[演者] 濱武 大輔:1
[著者] 中村 茉美花:1, 緑川 健介:1, 阿部 創世:1, 宮原 尚文:1, 宮原 聡:1, 吉田 康浩:1, 平塚 昌文:1, 吉永 康照:1, 山下 眞一:1, 白石 武史:1, 岩﨑 昭憲:1
1:福岡大学呼吸器・乳腺内分泌・小児外科

背景:2014年にWHOが発表した我国の平均寿命は世界最長の84歳で、男性も80歳へ到達した。現在、超高齢患者の手術適応に明確な基準はない。目的:超高齢者肺癌患者の術後合併症は致死的状況と成りかねず、術前にリスク因子を把握したい。超高齢者は耐術能とともに栄養も低下している事が考えられ、今回は栄養スクリーニングの面に焦点をあて解析した。方法と対象:栄養免疫学的指標として小野寺式栄養指数(PNI)を用い、合併症や予後への影響を検討した。2008年8月から5年間、肺葉切除した80歳以上非小細胞肺癌患者53例を対象とした。術前PNI値は、末梢血リンパ球数×0.005+血清アルブミン値×10で算出し、PNI値45で2群にわけた。結果:低PNI群20例、高PNI群33例で術前の患者背景に差はなかったが、予後は両群間の差を認めた(p=0.0333)。結語:超高齢者の肺癌手術で、栄養指数PNIは術後合併症の発生や予後へ影響する可能性が示唆された。
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