演題

OP-021-6

胸部悪性腫瘍手術における周術期抗凝固療法施行例の検討

[演者] 星野 実加:1
[著者] 福原 光朗:1, 山浦 匠:1, 武藤 哲史:1, 松村 勇輝:1, 大杉 純:1, 樋口 光徳:1, 鈴木 弘行:1
1:福島県立医科大学呼吸器外科

当科における周術期ヘパリン置換例に関し,臨床的因子や術後合併症などについて検討した. 2009年1月から2013年12月までの手術症例853例のうち,抗凝固薬内服症例は116例,その中で術前ヘパリン置換を要した胸部悪性腫瘍手術症例28例を対象とした. 病名は,原発性肺癌22例,転移性肺腫瘍4例,縦隔悪性腫瘍2例.術式は,葉切除22例,二葉以上切除6例,部分切除6例,縦隔腫瘍摘出術2例.胸腔鏡下手術は10例.手術時間185.7分,出血量157.4ml.術後輸血した症例が1例.術前ヘパリン投与日数7.1日,術後ヘパリン開始日第1.7病日,術後抗凝固薬内服再開第3.9病日.術後胸腔ドレーン期間3.3日,術後入院期間13.5日.術後合併症6例,1例で左房内血栓を発症したが,内科的治療で軽快. 周術期の抗凝固療法は,重篤な合併症なく安全に施行し得た.さらにヘパリン置換を行わなかった症例と比較検討して報告する.
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