演題

OP-021-4

肺癌切除症例における他臓器重複癌症例の臨床的検討

[演者] 設楽 芳範:1
[著者] 田嶋 公平:1, 萩原 慶:1, 塚越 律子:1, 松本 明香:1, 田中 成岳:1, 安藤 裕之:1, 森永 暢浩:1, 石崎 政利:1, 茂木 晃:2, 桑野 博行:2
1:公立藤岡総合病院外科, 2:群馬大学病態総合外科

目的:他臓器重複肺癌が予後に与える影響を臨床的に検討した。対象:2009年4月から2014年8月までに当院で切除された肺癌手術症例105例のうち他臓器重複癌は30例(28.6%)。多発肺癌を除く95例を対象に重複癌28例と肺癌単発67例を比較した。結果:2重癌22、3重癌6。同時性7、異時性27。重複癌臓器は胃癌12/大腸癌9/悪性リンパ腫4/その他9。重複癌の年齢;74.3歳(60-85)、性別;男22/女6、組織型;腺癌19(67.9%)/扁平上皮癌7(25%)で肺癌単発と有意差なし。病理病期は重複癌IA 23(82.1%)、肺癌単発IA 33(49.3%)で有意差あり(p=0.004)。発見動機は他疾患精査CTが24(85.7%)。肺癌先行の3例は貧血精査で胃癌1、大腸癌3を発見。3年生存率は重複癌86.1%、肺癌単発67.4%で有意差なし。死亡例2;肺癌死1、他病死1。結語:他臓器重複肺癌症例の予後は肺癌単発症例と同等、他臓器癌先行症例は胸部CT、肺癌先行症例は消化管の検索が重要と考えられた。
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