演題

OP-021-2

成人気管軟化症に対するポリプロピレンメッシュを用いた膜様部補強術の経験

[演者] 月岡 卓馬:1
[著者] 高濱 誠:1, 中嶋 隆:1, 木村 通孝:1, 丁 奎光:1, 山本 良二:1
1:大阪市立総合医療センター呼吸器外科

成人気管軟化症に対し右後側方開胸下に気管から左気管支は第2分岐まで、右気管支は中間幹までの膜様部にポリプロピレンメッシュを装着した。症例1、78歳・男性。突然の心肺停止からの蘇生後に精査にて下部気管から両側主気管支にかけての軟化症を認めた。気管切開・人工呼吸管理下に搬送となり上記手術を施行した。術後21日目に人工呼吸から離脱し約3ヶ月のリハビリの後に自宅退院となった。症例2、63歳・男性。正門直下より両側主気管支にかけての軟化症を認めた。気管ステントを留置したが肉芽増生により狭窄症状が再燃した。硬性気管支鏡下に気管ステントを抜去し上記手術を施行した。術後26日目に人工呼吸器から離脱し術後56日目に自宅退院となった。膜様部へのポリプロピレンメッシュ装着術は気管軟化症の根治治療となりうると考えられたが、手術時期や気管切開などを含めた術前術後管理などの検討項目が多く、症例の蓄積が必要である。
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