演題

OP-020-7

非小細胞肺癌切除例における全身炎症反応マーカーの予後予測因子としての有用性の検討

[演者] 大杉 純:1
[著者] 福原 光朗:1, 武藤 哲史:1, 松村 勇輝:1, 星野 実加:1, 樋口 光徳:1, 鈴木 弘行:1, 後藤 満一:1
1:福島県立医科大学臓器再生外科

【背景・目的】各種癌の発生・進展との関連性を指摘されている慢性炎症を評価する指標が提唱されている. それらの非小細胞肺癌切除例における予後予測因子としての有用性を検討する. .【対象・方法】当科で非小細胞肺癌の診断で, 肺切除を施行した530名を対象とした. ①好中球/リンパ球比(NLR), ②血小板/リンパ球比(PLR), ③Prognostic Index(PI), ④予後栄養指数(PNI), ⑤Glasgow Prognostic Index(GPS)を評価項目とし, それぞれを2群(高値群・低値群)に分類し,臨床病理学的因子との関連性を検討した. 【結果】1) GPSが最も多くの臨床病理学的因子との関連を示した 2) 全生存率において, 全ての評価因子のH群がL群より有意に予後不良であった. 3) 多変量解析では, GPSのみが独立した予後予測因子であった(p<0.0001, HR=3.937). 【結語】全身炎症反応マーカーの内, GPS非小細胞肺癌切除例の有用な予後予測因子と成り得ることが示唆された.
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