演題

OP-020-4

肺多形癌の臨床病理学的特徴とE-cadhelin抑制転写因子を含めた予後因子の検討

[演者] 宮原 聡:1
[著者] 阿部 創世:1, 宮原 尚文:1, 吉田 康浩:1, 柳澤 純:1, 濱武 大輔:1, 平塚 昌文:1, 山下 眞一:1, 白石 武史:1, 岩崎 昭憲:1
1:福岡大学呼吸器・乳腺内分泌・小児外科

肺多形癌は、稀な組織型ゆえにまとまった数の報告は多くなく、病理学的特徴や予後規定因子に関してさまざまな議論がある。一方で様々な癌種で転写因子の発現が注目されており、中でも上皮間葉移行に関与するものが予後規定因子として報告されている。今回我々は62例のPC症例で病理学的特徴を明らかにし、紡錘形細胞あるいは巨細胞の部分 (pleomorphic component)とそれ以外の部分 (co-existing carcinoma component)での転写因子の発現をdiffuse群とfocal群にわけ評価した。病理病期はStage IA/IB/IIA/IIB/IIIA/IIIB/IVがそれぞれ7 (11.2%)/15 (24.1%)/3 (4.8%)/20 (32.2%)/10 (16.1%)/4 (6.4%)/3 (4.8%)であった。全体の5年生存率は68.3% であった。予後に関しての多変量解析ではリンパ節転移陽性 (p=0.007)、胸膜浸潤 (p=0.022)およびpleomorphic component ZEB1 diffuseな発現 (p=0.016)が有意差をもって予後規定因子であった。
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