演題

OP-019-8

臨床因子・臨床経過から検討した当院における高齢者肺癌手術例の現況と成績

[演者] 岡本 卓:1
[著者] 張 性洙:1, 中野 貴之:1
1:高知医療センター呼吸器外科

【背景】社会の高齢化とともに高齢者肺癌手術例が増加している一方、低侵襲で安全な手術が求められている。【目的】当院で施行した肺癌手術例より、臨床因子、臨床経過、予後の点から高齢者肺癌の治療成績を検討。【対象と方法】当院で施行した肺癌手術552例中80歳以上のA群64例(2005年3月~2014年4月)を対象としretrospectiveに検討し80歳未満のB群488例との成績を比較。【結果】年齢(A/B):80-89(平均82.3)/22-79(平均65.9)歳、男女比:A(39/25)B(282/206)。VATSあるいは開胸のアプローチ、p-Stage、根治度、術後ドレナージ期間、術後在院日数、術死・在院死率に有意な差を認めなかった。観察期間中央値は33ヶ月、5生率(A/B):54.6/75.4%(p=0.005)。高齢者の肺癌手術は、周術期においてはおおおむね比較対象と同等。【まとめ】80歳以上の高齢者でも、耐術可能であれば適切な術式と周術期管理のもと積極的な切除で長期生存も期待できる。
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