演題

OP-019-7

80歳以上の高齢者肺癌手術症例の術後成績

[演者] 樋口 光徳:1
[著者] 山浦 匠:1, 福原 光朗:1, 武藤 哲史:1, 松村 勇輝:1, 大杉 純:1, 星野 実加:1, 鈴木 弘行:1, 後藤 満一:1
1:福島県立医科大学呼吸器外科

[背景] 80歳以上の高齢者肺癌症例に遭遇する機会が増加している.当科で経験した80歳以上の高齢者肺癌切除症例の術後成績について検討した.[対象と方法]対象は2006年1月から2013年12月までに当科で手術を施行した肺癌症例638例中80歳以上の高齢者57例(8.9%).臨床因子と再発や予後との関連について解析した.[結果]平均年齢は82.0歳.術後合併症は20例(35.1%)でみられたが,手術関連死亡例はいなかった.再発症例は12例.再発後の治療は,EGFR-TKIが5例,放射線治療が2例,BSCが5例.死亡例は16例で,うち7例は他病死. 5年DFSおよび5年OSは各々56.4%と59.6%.病理病期I期では,縮小手術での再発例はなかった.OSに関わる因子として,他病死の影響が反映された (p<0.0001). [結語]高齢者でも長期予後が期待できる.一方,他疾患による死亡例も多いことに留意すべきである. また,I期に対しては縮小手術で十分な可能性がある.
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