演題

OP-019-5

当科におけるMRSA膿胸に対する治療戦略

[演者] 松本 耕太郎:1
[著者] 大城戸 政行:1, 一宮 仁:1
1:国家公務員共済組合連合会 浜の町病院

呼吸器外科手術の術後合併症としての膿胸の発生頻度は高くはないが、しばしば治療に難渋する。術後膿胸発生には通常、難治性肺瘻が先行していることが多い。また肺瘻遷延の期間が長いほど、起炎菌としてMRSA が検出される頻度が高まる。MRSA膿胸は外科治療のみでは制御困難でMRSAの陰性化が重要である。当院では組織移行性に優れたLinezolid(以下、LZD)の全身投与とMRSAに対して殺菌効果があると報告される塩化メチルロザニリン(ピオクタニン)液を用いて胸腔内を洗浄することで過去5年間に経験した4例のMRSA 膿胸全てにおいて除菌に成功している。今回、我々はその患者背景と治療経過からMRSA膿胸に対する治療戦略を検討した。
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