演題

OP-019-2

急性膿胸に対するウロキナーゼ胸腔内注入線維素溶解療法の検討

[演者] 生田 安司:1
[著者] 田村 和貴:1, 倉田 加奈子:1, 永松 伊織:1, 森松 克哉:1, 田邊 麗子:1, 空閑 啓高:1, 豊福 篤志:1, 轟木 秀一:1, 廣吉 元正:1, 品川 裕治:1, 堤 宣翁:1
1:国立病院小倉医療センター外科

〔はじめに〕抗生剤の投与と胸腔ドレナージで改善しない急性膿胸に対してウロキナーゼ胸腔内線維素溶解療法を施行した7例をレトロスペクティブに検討したので報告する。[対象]①PS 2以上の全身状態不良な症例、②手術リスクとなりうる基礎疾患を有する症例、③患者が外科的療法を拒否する場合を適応とした。〔方法〕ウロキナーゼ12万単位を生理食塩液100 mLに溶解して胸腔内に注入し、3時間クランプした後に開放して持続吸引を行う。注入は1日1回で、最長4日間連続投与した。〔結果〕男性6例、女性1例。ウロキナーゼの平均投与回数は2.9回であった。成功例は6例で、成功例のドレーン留置期間は平均7.6日間であった。ウロキナーゼ胸腔内投与による重篤な副作用は認められなかった。〔考察〕抗生剤の投与と胸腔ドレナージで改善しない急性膿胸に対して手術療法が選択しづらい場合には、ウロキナーゼ胸腔内線維素溶解療法はひとつの選択肢となりうる。
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