演題

OP-019-1

肺アスペルギルス症に対する28例の手術経験と病型別にみた術式の検討

[演者] 柳澤 純:1
[著者] 宮原 聡:1, 宮原 尚文:1, 吉田 康浩:1, 濱武 大輔:1, 平塚 昌文:1, 吉永 康照:1, 山下 眞一:1, 白石 武史:1, 岩﨑 昭憲:1
1:福岡大学呼吸器・乳腺内分泌・小児外科

肺アスペルギルス症は内科的治療に抵抗することが多く、時に致命的な喀血を来す肺真菌症である。高度の癒着と剥離に伴う出血のため、その手術適応や術式の選択には慎重になる必要がある。【方法】1994年から2014年6月までに当院で手術を施行した肺アスペルギルス症の28症例を対象とし、臨床的特徴を検討した。また、肺内に発生した肺アスペルギルス症26例をBelcherとPlummerの分類に従い、Simple群とComplex群の2病型で比較検討した。【結果】男性21例、女性7例で年齢は32~77歳で、病変部位は右上葉17例と右上葉に多くみられた。術後合併症は8例(28.5%)に認めたが、周術期死亡は認めなかった。病型別の検討では、Simple群13例中6例に部分切除が行われたが、Complex群13例では12例に肺葉切除が行われた。【結語】術後の合併症は少なくないものの、内科的治療に難渋する肺アスペルギルス症に対して外科手術が有用であった。
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