演題

OP-018-6

Leriche症候群に対する血管内治療の有用性 −当科における初期・中期成績−

[演者] 吉峯 宗大:1
[著者] 森景 則保:1, 田中 裕也:1, 佐村 誠:1, 上田 晃志郎:1, 原田 剛佑:1, 山下 修:1, 村上 雅憲:1, 末廣 晃太郎:1, 濱野 公一:1
1:山口大学器官病態外科・血管外科

Leriche症候群に対しEVTを試みた16例、27肢 (初期の3例は計画的に片側EVT+大腿−大腿動脈バイパスのhybrid手術、2例の重症虚血肢の無症候対側肢は非治療のため除外) の初期・中期成績を検証した。大動脈閉塞は腎動脈レベル3例、IMAレベル9例、IMA-terminal aorta間4例であり、閉塞長(/肢)は15.2±4.2cmであった。術前Fontaine分類はII度9例、III度4例、IV度3例、術前ABIは0.26±0.25であった。EVT初期成功率は88.9%(24/27)であった。両側不成功の1例2肢は外科的バイパス術を施行し、片側1肢の不成功にはhybrid手術を施行した。術後ABIは0.83±0.19と有意に改善し (p<0.001)、全例で症状が改善した。1肢が18ヶ月で他科手術時の抗血小板剤中止に伴い閉塞を来たしが、後に再疎通させた。一次累積開存率(1,3,5年)は100%、95%、95%、二次累積開存率は100%であった。Leriche症候群に対するEVTの初期・中期成績は良好であり、第一選択術式になり得ると思われた。
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