演題

OP-017-7

若年者(50歳以下)胸部大動脈疾患の手術成績に関する検討

[演者] 木村 直行:1
[著者] 伊藤 智:1, 岡村 誉:1, 由利 康一:1, 松本 春信:1, 山口 敦司:1, 安達 秀雄:1
1:自治医科大学さいたま医療センター心臓血管外科

【背景】若年者胸部大動脈疾患は稀である。今回、50歳以下胸部大動脈疾患の手術成績を検討した。【方法】2003年~2014年の胸部大動脈疾患165例(男134例・平均40.3歳)を対象に早期遠隔期成績を解析した(追跡率:99%)。【結果】Marfan症候群34例・非Marfan家族性胸部大動脈疾患9例・二尖弁19例・高血圧83例で、手術適応は非解離AAE29例・非解離上行弓部拡大24例・非解離下行拡大6例・A型解離73例・B型解離26例・外傷損傷8例であった。術式はBentall25例・David10例・Bentall+上行弓部置換5例・上行(弓部)置換(+AVR)87例・下行置換22例・胸腹部置換10例・TEVAR3例で、在院死亡率5.5%(9/165)であった。遠隔死は大動脈関連9例・CVD2例・他3例、5年生存・大動脈イベント回避率は84.7%・77.6%で、慢性B型解離は遠隔死(p<0.01, HR;5.8)と大動脈イベント(p<0.01, HR;14.4)の危険因子であった。【結語】若年症例は遠隔期大動脈イベントも多く注意深い経過観察を要する。
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