演題

OP-017-6

80歳以上の胸部大動脈疾患手術症例の手術成績および遠隔期予後の検討

[演者] 石井 廣人:1
[著者] 長濱 博幸:1, 樋口 和宏:1, 白崎 幸枝:1, 西村 征憲:1, 遠藤 穣治:1, 松山 正和:1, 中村 都英:1
1:宮崎大学循環呼吸・総合外科

【目的、方法】80歳以上で2006年1月から2013年12月までに行った胸部大動脈疾患の手術症例(A群)、同時期の心臓疾患手術症例(非A群)とし、A群をTEVAR群(T群)と非TEVAR群(非T群)に分け検討を行った。【結果】A群45例(T群18例、非T群27例)、非A群47例。平均年齢83.2歳(80-93歳)。A群の疾患は、急性Ⅰ型解離9例、弓部瘤17例、下行瘤 11例、上行瘤4例、慢性III型解離3例、胸腹部瘤 1例。在院死亡 6例 6.5%(A群2例、非A群4例)で、T群に在院死亡なし。平均生存期間は、A群 45.3ヶ月(T群 45.4ヶ月、非T群 45.4ヶ月)、非A群 47.8ヶ月と各群間に有意差なし。緊急手術症例での平均生存期間は29.8ヶ月、非緊急例 50.5ヶ月と有意に緊急手術症例で遠隔予後が悪かった。【結語】80歳以上の高齢者に対する胸部大動脈疾患手術の手術成績および遠隔期成績は良好であるが、緊急手術例では遠隔期成績は不良である。治療として、TEVERを選択することも重要である。
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