演題

OP-017-5

B型解離性大動脈瘤の治療戦略

[演者] 荒木 善盛:1
[著者] 碓氷 章彦:1, 大島 英揮:1, 阿部 知伸:1, 成田 裕司:1, 六鹿 雅登:1, 藤本 和朗:1, 寺澤 幸枝:1, 八神 啓:1, 伊藤 英樹:1, 藤井 恵:1
1:名古屋大学心臓外科

【背景】B型解離性大動脈瘤の手術治療に対して侵襲低減のための治療戦略を工夫してきた。手術成績とともに術式をビデオ供覧する。【方法】過去5年間に当科で行ったB型解離性大動脈瘤27例の術式を検討。Entry閉鎖を目的に正中切開でelephant trunk (ET)を挿入したCentral repair症例は14例、左開胸で直達したDirect repair症例は13例、胸腹部置換術を行った症例は5例であった。【結果】Central repair 14例のうちET単独は6例で、ETは12-15cmの長めのgraftを真腔に挿入留置した。3例(21%)が偽腔の拡大により遠隔期に左開胸手術を必要とし、残り10例(71%)は再手術を回避。左開胸で手術したDirect repair13例のうち、tailoring手術が7例、肋間動脈再建としてvascular tubeを作成した症例が4例で、脊髄梗塞は認めなかった。【結語】B型解離性大動脈瘤では、個々の症例に応じた治療戦略が重要であり、Central repairとDirect repairを選択している。
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