演題

OP-017-3

弓部大動脈瘤に対する両側腋窩動脈送血によるcerebral isolation変法

[演者] 在國寺 健太:1
[著者] 澤崎 優:1, 泊 史朗:1, 今枝 佑輔:1
1:小牧市民病院心臓血管外科

【背景】我々は椎谷らのcerebral isolation法を、右腋窩動脈+大腿動脈送血によるcerebral isolation法(Ax-FA isolation法)に、さらに両側腋窩動脈送血によるcerebral isolation法(Bi-Ax isolation法)へと変遷し、両法における手術成績を検討した。【対象】2011年7月から2014年4月までの全弓部置換術17例(Bi-Ax isolation法6例:BiAx群、Ax-FA isolation法11例:AxFA群)を対象とした。【方法】Bi-Ax isolation法は左総頚動脈を遮断し、直接送血管を挿入し体外循環を開始する。次いで両側腋窩動脈送血を追加し、循環停止と共に腕頭動脈、左鎖骨下動脈を遮断し体循環と隔離する。循環停止下に末梢吻合、頚部分枝再建を行う。【結果】BiAx群に入院死亡、脳合併症を認めなかった。AxFA群に入院死亡2例(18.2%、P=0.281)、脳梗塞3例(27.3%、P=0.171)、腸管壊死1例(9.1%、P=0.460)を認めた。【結語】Bi-Ax isolation法は、塞栓症を予防に有用であることが示唆された。
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