演題

OP-017-1

急性A型大動脈解離に対する緊急手術の標準化の試み

[演者] 小田 克彦:1
[著者] 吉岡 一朗:1, 松尾 諭志:1, 鷹谷 紘樹:1, 長嶺 進:1
1:岩手県立中央病院心臓血管外科

【目的】急性A型大動脈解離に対する緊急手術の成績向上には、①真腔への確実な送血、②SCPの最適化、③術者毎のバラツキを減らすための一定のルールに従った吻合テクニックの3項目が特に重要。当施設では2010年7月1日より急性A型大動脈解離の緊急手術を標準化し、標準化以前の成績と比較検討した。【対象】2006年7月1日より2014年6月30日の8年間に当施設で緊急手術を施行した急性A型大動脈解離の症例は87例で、標準化以前の4年間の症例をPRE群(26例)、2010年7月の標準化以降の4年間の症例をPOST群(61例)とした。平均年齢はPRE群59.6歳、POST群68.3歳【方法】術前状態、入院死亡率、主要合併症を標準化前後の2群間で比較した。【結果】(括弧内はPRE群, POST群)入院死亡率(19.2%, 4.9%, p<0.05)、術後の主要合併症としては、出血(19.2%, 0%, p<0.01)に有意差あり。【結語】標準化後の急性大動脈解離の緊急手術の成績はおおむね良好であった。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版