演題

OP-015-5

非透析重症虚血肢患者における骨格筋減少症(sarcopenia)と術後生命予後の関連

[演者] 松原 裕:1
[著者] 井上 健太郎:1, 青柳 幸彦:1, 松田 大介:1, 田中 慎一:1, 岡留 淳:1, 森﨑 浩一:1, 松本 拓也:1, 調 憲:1, 前原 喜彦:1
1:九州大学消化器・総合外科

背景:sarcopeniaは生命予後不良因子として注目されているが、重症虚血肢(CLI)患者とsarcopeniaとの関連は不明である。血液透析がCLI患者の重要な予後不良因子であると報告されているが、非透析患者における予後不良因子は議論中である。今回、非透析患者の予後不良因子としてsarcopeniaの意義を検討したので報告する。方法:2002年1月〜2009年12月に当科で治療したCLI患者を対象とした。術前CTによってsarcopeniaを診断し、retrospectiveに検討した。結果:非透析重症虚血肢患者49名のうち、sarcopenia群18名、非sarcopenia群31名であった。5年生存率はsarcopenia群で有意に低かった(52.8% vs 78.5%, P=0.03)(Figure)。予後不良因子は、sarcopenia (P=0.04)と糖尿病 (P=0.02)であった。結論:sarcopeniaは非透析CLI患者の予後不良因子であった。
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