演題

OP-015-4

超高齢の重症下肢虚血患者に対するinfra-popliteal bypass surgeryの安全性、有効性

[演者] 白須 拓郎:1
[著者] 木村 賢:1, 牧野 能久:1, 須原 正光:1, 根元 洋光:1, 芳賀 真:1, 松倉 満:1, 望月 康晃:1, 赤井 隆文:1, 谷口 良輔:1, 西山 綾子:1, 橋本 拓弥:1, 宮原 拓也:1, 保科 克行:1, 重松 邦広:1, 渡邉 聡明:1
1:東京大学血管外科

【背景】重症下肢虚血(CLI)でも超高齢の患者が増加する一方、完全血行再建にはinfra-popliteal bypass surgery (IPBS)が必要となることが多い。【目的】超高齢CLI患者に対するIPBSの安全性、有効性の検討。【対象・方法】2008–2012年に当科でCLIに対する血行再建術を受けた、80歳以上で末梢吻合部が膝下の症例。【結果】全CLI症例は150人(176肢)、超高齢は31人38肢(22%)、IPBSは19人22肢(13%)。年齢の中央値は82 (80–90)歳、男性が17例(77%)で14例(64%)は発症前に自立歩行していた。15例(71%)に換気障害あり。手術時間395±107分、出血量220±191gで、5例(23%)に術後合併症が発生。30日以内大切断、術関連死亡はなく、術後在院期間は36±15日。観察期間31±16か月で、3年における1次および2次開存率は91%、AFS 66%、MALE+POD 91%であった。【考察・結語】超高齢CLI患者では術後合併症に留意する必要があるが、IPBSにより満足のいく成績を得ることができる。
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